Vaporwaveは何度死ぬのか

Vaporwave is Dead.

korewausa

Q.「Vaporwaveが死ぬ」って何?音楽のジャンルが死ぬことってあるの?

ヘリオス像

A.死なないよ。ジャンルとしての区切りがつくたびに言われているんだ。

蒸気のように実態のつかめない謎のジャンル、Vaporwave

もちろん発祥は音楽だが、最近ではファッションやデザインの総称としてもよく用いられることが多くなった。

よく見るでしょ?こんなの

正直どれがVaporwaveでどれがVaporwaveじゃないかなんて全くわからない。言ったもん勝ち。

本当に謎に包まれているジャンルなのだ。好き好んで取り入れたりしている人はよく見かけるが、その本質は基本的には理解できていないだろう。私も5〜6年、いやもうちょっと前から追っかけてはいるが、正体は不明。そんなモノだ。

なぜそんなジャンルが『死んだ』なんてよく言われるのか。分かりやすく説明したいと思う。

さて、死んだの?

まあ結論からいうと死んでる音楽なので死にようが無いんですよ。
もちろん何度も死んでるので、いちいち真に受けてると心が持たない。

有名な動画が消されたりするとよく言われたりする。

もちろんコレはサンプリングありきのジャンルだからこそ発生するわけで、Vaporwaveに限らずサンプリングしている音楽はまあ基本そのリスクは背負っているのが当然である。

おそらく、”これ”が起きることが「Vaporwaveが死んだ」ことなんだろう。 

何言ってるんだと思いますが、Vaporwave自体消費された音楽としての抜け殻みたいな音楽ジャンルだから、と言ったほうが皆は納得できるんじゃないかなと思います。

ノスタルジーエステティック時代を逆行し続けるエンドコンテンツの訳のわからない三拍子の新しさなんてもう既に無いのかもしれない。

そういった面でも「死んだ」という表現が正しいのかもしれない。

もちろんこれは自分の推測からの考察に近いので、何が「死んで」何が「死んでいない」のかは誰もわからない永遠のテーマなのかもしれない。

じゃあ結局何がこのジャンルの最後なんだろうか

Vektroidがなにか知ってるかもしれないし、知らないかもしれない。

次はいつ「死んだ」と言われるのか、楽しみである。

本当の「死んだ」は全く別のものに生まれ変わったときではないか、と自分は思う。

なので本当にジャンルが消え去って灰になったりするわけではないです。おそらくこの記事を読んでる人が生きてる限りは。我々のほうが先に「死ぬ」だろう。

Vaporwaveについてはこの記事を読むことをオススメします。

読んでくれてありがとう。

目次